コロナウイルス感染症の拡大状況や社会情勢、スポーツ庁からの通知などを
勘案し、柔道を再開するまでの段階について、全柔連で一部修正が行われました。どの段階で練習をすべきかについては、各都道府県で統一的な形で進めることが
望まれています。
滋賀県内での練習段階は、県柔連で統一指針をだしていきます。現時点では、
5月31日通知の通り、段階1としていますので、先走った練習は、決して行わないでください。
早ければ、2〜3週間のうちに、次への段階に進むことを通知したいと考えています。
<段階1(練習の開始段階)>
○ 地域の感染危険レベル:「感染拡大注意」または「感染観察」初期
○ 地域・社会の対応状況:緊急事態宣言解除、学校や部活動の一部再開、
移動制限あり
○ 柔道練習・試合の内容:相手と組まない練習
受身、筋力トレーニング、一人打ち込み、指導など
○ 人数制限:少人数と身体間距離確保(1 名/8m²、畳 4 枚ほどを目安)
○ マスクの着用:原則マスク着用、2mの距離をとればマスクを外して可
○ 練習時間;1 時間以内
○ 段階の期間:2~3 週間
柔道参加者および管理者(指導者など)が必ず順守すべき感染予防措置の中でも重要な項目を以 下に示します。
□ 練習日には全員が健康記録表を管理者に提出する
(健康記録表には氏名、連絡先、当日の体温、当日の症状の有無などが記載)。
練習参加可否とクラスター発生時の追跡に必要。
□ 管理者はすべての健康記録表をチェックし、発熱者や有症状者は練習不参加と
する。
□ 練習前後には、道場の畳、更衣室、壁などをアルコール類か 0.02-0.1%次亜
塩素酸ナトリウムによる消毒、またはウイルス不活性化効果を有する医薬部外品
(洗剤など)を用いて拭き掃除する。
医薬部外品の情報は
https://www.kitasato-u.ac.jp/jp/news/20200417-03.html を参照下さい。
□ 共用設備のうちシャワー室や更衣室ロッカーは段階 2 までは使用しない。
□ 道場は換気を十分に行う。
□ 練習前後には全身を自宅にてシャワーで洗う。
□ 柔道着、トレーニングシャツ、タオルなど個人が使用する物品は毎日自宅で
洗濯する。組まない 練習時は、トレーニングシャツが望ましい。
□ 手洗いを頻繁に行う。:練習前後・休憩前後、擦式アルコール製剤で両手を定期的
にすみずみまで洗浄するか、石鹸と水で洗う(30 秒間)。
□ マスクは段階1、2では原則着用するが、熱中症や酸素不足の危険がある場合
には、2mの距離を確保して外す。